【奈良】水まわりリフォームの業者の選び方と費用・依頼前のポイント

水まわりリフォームについて考えはじめたら、まずリフォーム会社を選びますが、自治体や民間団体に相談してみるのも方法です。お住まいの自治体が相談窓口を設けてリフォーム支援を行っている場合もあります。補助金制度があれば確認して上手く活用しましょう。

また、リフォーム相談を受け付ける民間団体も増えています。中立的な立場で意見を聞けるので、積極的にサービスを利用してリフォーム業者を選ぶ前に参考にしてみるのもおすすめです。

水まわりリフォームを行う会社は様々あるので、どのような種類があるのかを確認しておきましょう。

リフォーム専門会社

リフォームを依頼するなら最初に思い浮かぶのがリフォーム専門会社です。会社により対応部分が異なりますので、水まわりリフォームを行うところをお住まいエリアで何件か絞り込み、比較検討するとよいでしょう。

住宅設備メーカー、代理店

TOTO（トートー）やLIXIL（リクシル）が有名な住宅設備メーカーです。大手だからこその豊富な実績があり、あらゆる提案を受けられるでしょう。ショールームで実際の商品を見ることもできます。また、各地に代理店が多くあるのも特徴です。

電気、ガス、水道などの専門業者

個人経営や地域密着の専門業者も多く存在します。大手では聞いてもらえないような多少の融通が利く可能性もあるでしょう。

ホームセンターや建材店

リフォーム工事を請け負っている大型のホームセンターが増えています。低価格で行っていることがありますが、ホームセンターごとに得意な工事が違いますので、きちんと確認しておくことをおすすめします。

これらの会社から2、3社に見積りを依頼してみましょう。最終的に「どこに依頼するのがよいか」を選択するポイントは、依頼内容をきちんと聞いてくれるか、豊富な経験を持ち、的確なアドバイスをもらえるか、見積り金額が相場価格から大きくズレていないかなどがチェック項目です。

住居の中での水まわり設備は、キッチン、お風呂、トイレ、洗面所の4種類です。これらの耐用年数はおよそ15～20年ほどです。

洗面台やキッチンは約20年、お風呂は15年、トイレは10年が目安。生活の中で毎日使うところなので、汚れも溜まりやすく、湿気などによる傷みも出やすい部分になります。このようなことから、住宅リフォームで行われる多くが水まわりの設備なのです。

老朽化が気になってきたら、リフォーム業者によってセットプランを用意していることもあるので確認してみましょう。いずれ他にもリフォームが必要であれば、1ヶ所だけの工事でなくまとめて一度にリフォームしておくと安心です。

キッチン、トイレ、洗面所の水まわり3ヶ所セットや、キッチン、お風呂、トイレ、洗面所の4ヶ所セットなど組み合わせは業者によっても様々ですので、どのようなものがあるのかを聞いてみましょう。設備交換をセットプランにすることで、リフォームを安く済ませることができるのが一般的です。

セットプランが安い理由

なぜ安くリフォームすることが可能なのかというと、メーカーが施工会社に対し宣伝も兼ねて設備をセットで安く販売しているからです。安く仕入れることができた業者はリフォーム費用も安く提示できます。また、価格を抑えて作られた廉価版商品を選ぶことで、費用を安くすることも可能です。広く普及することを目的として作られた商品なので、廉価版イコール型番が古いということではありません。

水まわりの設備をまとめて一度に施工することで、人件費や養生費用の削減にもつながります。1ヶ所ごとにリフォームするとその都度かかる諸経費も、まとめることで大幅に価格カットできるのです。

奈良県天理市にあるMUホームでは、奈良県内を中心に水まわりリフォームに対応しております。これまで天理市や奈良市で数多くの水まわりリフォームやリノベーションを手がけてきた実績があります。

奈良を中心に近畿一円、迅速に対応いたしますのでお気軽にご連絡ください。

キッチン、お風呂、トイレ、洗面所の水まわり全てをリフォームする場合、200～300万円の予算を目安にしておくとよいでしょう。

安くて150万円位の価格で4点セットのリフォームを行うことも可能です。この場合は、設備が最低限のもので、選べるデザインはシンプルなものに限られます。

場所別の最低ライン価格が以下のとおりです。全て合計すると税込150万円程度となります。

200万円位の価格でリフォームすると、デザインが格段によくなります。お風呂は断熱材の入った浴槽や床にでき、冬場でも暖かいお風呂場になるように施工可能です。

キッチンはIHヒーターにするか、食洗機をつけるかなどのオプションを選択できるようになります。「安く抑えたいけれど少しはこだわりたい」という方は、このくらいの予算で考えておくとよいでしょう。

300万円位のリフォーム内容はどの程度になるのでしょうか。300万前後になると、広く水まわり設備を選ぶことが可能です。キッチンはデザインだけではなく、使い勝手の面でもとてもよくなり、グレードの高い製品が選択できます。トイレはタンクのないデザインを選ぶことができますし、洗面台は間口の大きいものから検討できるようになるなど、デザイン性も優れた内容です。

以下のとおり、4ヶ所施工で税込合計300万円前後となります。

また、500万円以上の予算となると、どの水まわり設備もハイグレードなものから選ぶことができるようになります。お風呂はジェットバスにすることもできますし、キッチンはグレードの高いオプションを選び、デザインや使用感で充実したリフォームが可能です。

どのくらいの費用がかかるのかを理解したところで、リフォームを依頼する前に確認しておきたいチェックポイントを見ておきましょう。

施工にかかる費用を把握

先ほどご紹介したリフォーム相場なども参考に、工事にかかる費用はどのくらいになるのかを把握します。リフォーム会社や施工会社のホームページを見ると、施工例が掲載されているケースも多いです。事例を見ることで、どのくらいの費用になるかを掴みやすいでしょう。

見積りを出してもらう

費用が把握できたら、実際にリフォーム会社に見積りを出してもらいましょう。2、3社に依頼して見積りを比較するのもおすすめです。

設備をショールームで確認

水まわりの設備は、インターネットやカタログで確認ができます。しかし、写真だけでは実際の色味や大きさ、使用感はわかりづらいです。設備メーカーのショールームに足を運び、実際の商品を手にとり触ってみるとイメージが広がりやすいでしょう。

見積りを出してもらった後に、ショールームに行きオプションを選びながら金額を調整していくこともできるので、リフォーム会社に相談することをおすすめします。

数カ所リフォームを考えるのであれば一度に施工する

水まわりの他の場所もリフォームを考えているのであれば、1ヶ所だけでなく一度に施工することをおすすめします。セット商品のほうが安かったり、工事費用など作業部分で削減できる費用があったりするからです。

補助金制度などを活用する

リフォームをするなら「補助金制度」や「税金の優遇制度」を確認しておきましょう。介護目的のリフォームであれば、最大20万円かかる費用のうち9割を補助してくれる制度があります。

また、太陽光発電システムなど、省エネ設備の設置工事に補助金が出るケースもあるので、自治体への確認を行いましょう。リフォーム工事を行った場合に納めた所得税が戻ってくる「住宅ローン減税」の制度もあります。マンションの場合は、壁面の穴あけNGなどの構造上できない工事がありますので、管理規約を確認しましょう。